黒田と脇田は同一人物【ゼロティ4巻より】
※忙しいので簡単なまとめ。時間ができ次第書き直します。
黒田兵衛は2人存在していてそのうちの1人はラム、もう一方は脇田兼則による変装。
つまり黒田と脇田は同一人物だという可能性を記事にしました。
そこで記載した内容以外にも黒田=脇田の伏線と考えられるものが『ゼロの日常』4巻の「構わんよ」。
名探偵コナン ゼロの日常 (4) (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 新井隆広,青山剛昌
- 出版社/メーカー: 小学館
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- メディア: コミック
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安室は過去にも何度か「構わんよ」という言葉を使用していましたがこの回はタイトルにも使用されているので安室の口癖は「構わんよ」で決まりだと思います。
そしてラム編といえばライバルの赤井のように父親の癖が子供に移るというものが見られます。
その法則が安室にも適用されている可能性は否定できません。
私は「構わんよ」は安室が父親から譲り受けた癖だと考えています。
それを念頭に置いて「構わんよ」を読むととても興味深いことが考察できます。
◆「構わんよ」は黒田と脇田が同一人物という伏線の話?◆
「構わんよ」は引ったくり犯を安室が片手のみで制圧する話です。
このシーンに注目してください。
左手には買い物袋と子供を抱え、右手のみで犯人をやっつけています。
このシーンどこかで見たことがありませんか?
実は93巻「燃えるテントの怪」で犯人が歩美ちゃんを人質にとった際救出の為に黒田が犯人を制圧した描写と大変似ています。
黒田が片手のみで制圧したかは描かれていませんが片手しか使わなかった可能性の高い描写となっています。
「構わんよ」で引ったくり犯が安室に子供を投げつけるという意味不明な行動(笑)に出たのも恐らく安室と黒田の描写を重ねる狙いがあったと思います。
ではなぜ黒田と安室を同じ構図で描く必要があったのか。
それはタイトルにもなっている
「構わんよ」は黒田の口癖が安室に移ったという伏線だからというのが私の推測です。
つまり黒田は安室にとって父親代わりのような存在だということ。
安室には実の父親の存在が見えてきませんからこの口癖は実の父親ではないと考えた方が妥当。
(ただ黒田が安室の実の父親という可能性はあると思います。幼少期に何らかの理由で離れ離れになってしまったということはあるかも。その為安室は孤独な幼少期を過ごしていた可能性も。)
しかしその一方、安室は脇田を父親のように慕っている伏線も確認できます。
彼の特技のボクシングですがなぜか利き手ではない左手で攻撃します。原作、アニメ、劇場版、スピンオフを通して全て左。
利き手と異なるのはやはり伏線。独学で利き手とは逆の手で攻撃するとは考え難い。彼にボクシングを教えた人物がいるはずです。
彼にボクシングを教えたのが脇田であり彼を慕っているという伏線も『ゼロの日常』で描かれている。
では安室にとって黒田も脇田も父親のような存在で、彼には父親代わりが2人いたかというとそうではないと思います。
安室は孤独が売りのキャラです。その彼に父親代わりが2人もいたのなら孤独とはかけ離れた人物となり安室のキャラ設定がぶれてしまいます。
そこで注目したいのが「構わんよ」に登場する引ったくり犯です。
「構わんよ」は細かいところまで観察すると黒田と脇田は同一人物という伏線が張られています。
まず引ったくり犯の利き手に注目。
凶器を持つ際は左手ですが安室に子供を投げつけるシーンは右利きと考えられます。
つまりこの引ったくり犯は両利きということ。
現時点で原作、『ゼロの日常』で両利きが示唆されているのが脇田です。
また犯人は最後にバナナの皮で左目を覆われていることからやはりこの人物はラム候補の中で唯一左目が義眼とされる脇田を連想させるキャラと考えていいと思います。
そしてこのバナナの皮がとんでもない伏線!
犯人はバナナの皮で目を覆われているコマは2ページにわたり2コマ描かれているのですが1コマ目と次ページの2コマ目をよく見ていただきたい。
1コマ目はバナナの皮が右目を覆っているのに2コマ目は左目を覆われているのです。
これは脇田は本当は両目が見えているけれどある時は右目を塞ぎ、ある時は左目を塞いでいる事の伏線だと思います。
脇田は左目が義眼の人物とされていながら眼帯が右目にあると勘違いしている描写があります。(92巻より)
またそのコマでは江戸っ子口調ではありませんでした。
私はこれを脇田は黒田も演じており黒田として過ごしてきた時間が長かった為と推測していましたが『ゼロの日常』においてもそれが描かれた形となりました。
ちなみに私の考察では「燃えるテントの怪」で組織の気配を感じ取ることのできる灰原と対面したのは脇田の演じる黒田です。
ラム最有力候補とされる脇田ですが両目が見える事の示唆が「構わんよ」でも原作でも描かれている以上彼はラム候補から除外されますね。
ラムの絶対条件は隻眼ですから。
◆黒田兵衛は2人存在している?◆
忘れてはいけないのは黒田と脇田は同じ時間帯に2人とも存在しているという事です。
若狭の犯人撃退の報道を受けてそれぞれ反応を見せていることからもそれは明らか。
黒田と脇田は別人物という青山先生のミスリードですね。
現時点では黒田が2人存在していることは確定だと思います。
とりあえず黒田と脇田を1人で2役演じている人物を双方のイニシャルを取りKWとします。
「県警の黒い闇」の時、黒田は事情聴取などを諸伏に任せると言い諸伏から不思議がられています。
これは黒田が2人いる為情報の共有ができない為に生じた出来事のはず。
「記憶が抜け落ちる」という設定も黒田が2人存在する為に記憶の共有が完全とは言えないという伏線だと思います。
この事件で登場したのはほぼKWでない人物が演じている黒田で最後にちらっと姿を現したのがKW演じる黒田です。
また87巻でコナンに対し握手を求めたのはこの時がKW演じる黒田だから。
コナンが黒田と会うのは2度目ですが前回会ったのはKWが演じていない方の黒田でした。
KWとコナンはこの時が初対面。なので会うのは2度目なのに握手となったのです。
他にも黒田は休みをろくにとっていないことが明らかになっています。
これも2人で1人を演じているから休みが必要ないと考えられます。
つまり黒田兵衛はKWとKWではない何者かが2人で1人を演じているという事。
このKWではない人物こそラムというのが私の考察です。
KWはラムの影武者であり密かにラムを捕えようとしている正義の人物と推理しています。その為灰原もKWから組織の気配を感じ取ることができていないのだと思います。
◆脇田兼則も2人存在する?◆
黒田が2人存在するなら脇田も2人存在する可能性もあるかもしれません。
それこそKWが正義の立場で、そうでない方の脇田がラムということも。
ただ脇田は「長野廃教会殺人事件」の時に休暇が自由に取れることを明かしてますし、実際に当日急遽旅行に参加しています。
これは脇田の勤めるいろは寿司は少なくとも脇田に関しては自由に休暇を与えているという事。
また脇田は眼帯のせいで厨房に立てないとされていますがこの「厨房に立てない」というのも休暇が取りやすい設定と取れそう。
その休暇を利用して脇田が黒田として過ごす条件は整っています。
よって現時点では脇田は1人なのかな、と。
実は他にも黒田と脇田は同一人物という伏線があるのでまた別に記事にします。
◆黒田がラムならなぜNOCのバーボンを放っておくのか◆
黒田がラムでないと考える読者の中には劇場版「純黒の悪夢」でキュラソーに警察庁潜入を命じるくらいなら自分から動いた方が適切、またNOCであるバーボンを放っておく訳がないという意見が多いと思います。
ですがラムはジンをはじめ他のメンバーを裏切っているというのが私が思うラムの人物像です。
組織のメンバーを裏切っているからといって正義ではありません。
ラムは悪(組織の純粋なメンバー)でありながら悪(他のメンバー)を裏切っている。
ラムの人物像については伏線を含め別に記事にしたいと思います。

