劇場版最新作『緋色の弾丸』情報公開!

劇場版『緋色の弾丸』情報解禁

まず解禁されたティザービジュアルがこちら。

タイトルは『緋色の弾丸』でした。

タイトルに関しては事前にヒントがあったので予測できたファンも多かったはず。

私は凝ったタイトルよりもシンプルな方が好きですね。

併せて映像も公開されました。

4年に1度の世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」の日本開催が決定。

開会式の為に開発された最高時速1000kmを誇る「真空超電導リニア」で未曾有の大事件発生。

そこには事件を監視する赤井秀一と彼からの指示を待つFBIの姿があった。

2020年のオリンピックイヤーを意識した作品になっています。

動画では赤井も沖矢も確認できます。

ディザーや本編の内容からしても秀𠮷と由美のラブコメが描かれることは間違いなし。

今回の映画はメアリーと真純が「死んだとされた秀一が生きている」というよりも「沖矢昴=秀一に気付けるか」という点が大事なはず。

ここで少し原作を振り返っておきましょう。

赤井は母メアリーの幼児化にたどり着いているものの「この目で確認しなければ信じられない」というモノローグがあります。

また真純は沖矢の存在に死んだと聞かされていた秀一の存在を重ねている状態。

秀吉は秀一と真純双方と連絡が取れるいわば掛け橋的な役割。

引き裂かれた赤井一家が繋がる布石は十分に打たれていると言えます。

メアリー「私は今あのこに会うわけにはいかない」

この台詞の時メアリーはヘルメット越しながら真純と戦う沖矢昴の姿を確認しているように見えます。

本当にこの2人のバトルを目撃している場合、戦闘スタイルから沖矢=秀一に気づいた可能性は極めて高いはず。

「今あのこに会うわけにはいかない」は現在の子供の姿では会うわけにはいかないという意味なのかもしれません。

彼女の中では秀一は父親を追って結果的に死亡した存在です。

仮に秀一の生存に気付けたとしても息子に現在の姿を晒してしまえば母の幼児化について探るべく彼はまた危うい道を歩むことになる。

それを危惧した母としての一言の可能性があります。

ただ当然ミスリードも考えられます。「あのこ」は全く別の人物を指している可能性も十分に有るでしょうね。


謎に包まれた赤井一家

秀一は組織から最も恐ろしい存在とされていますがその理由は明かされていません。

真純は自身の過去をひた隠しにしています。

またメアリーはなぜ幼児化したのかその経緯が語られていません。

父の務武は仕事内容も生死そのものも全く不明。

とにかく赤井ファミリーは謎だらけの存在です。


APTX4869以外の薬の存在が明らかになる?

本誌ではキャラクター紹介のメアリーのところだけ「最新作で秘密が明らかに!?」の文字が添えられています。

彼女に関する情報が出てくると考えて良さそう。

正体がMI6であると明言があるかもしれませんがこれはコナンがたどり着いた以上原作で明らかにされているも同然。

それを劇場版で明確にする必要性はあまり感じません。

ですが「新たな秘密」と書かれているわけではないのでやはり明らかになる秘密はMI6という線もありそう。

便宜上メアリーについて「幼児化」と記していますが彼女はコナンいわく中学生くらいとされています。

今回の劇場版の彼女に関する情報欄も「少女」「体が小さい」の記載であって「幼児化」ではない。

コナンと灰原とは違う若返り方といっていいはず。

この劇場版でAPTX4869とは別の薬の存在が明らかになってもいいように思います。


務武の生死と所属

読者最大の関心事はやはり父、赤井務武の生死。

務武を除く赤井家は集結できる土台は原作の時点でそれなりに仕上がっています。

ですが父親の生死が明らかにされるには時期尚早な感じ。

メアリーが仕事を通じて務武と出会ったなど夫婦の馴れ初め話はあるかも。

ここでメアリーの正体がMI6であると明言され、務武の所属も明らかにされるかもしれません。

「赤井一家集結」と銘打って務武の存在に全く触れないのは有り得ない。

生死について読者が探りたくなるような描写は入ると思うのですが。

私は麻薬取締官が作中で大きな役割を担うと考えているので務武は麻薬取締官かもというのが私の中にはあります。


対照的な赤井と安室

謎に包まれた赤井一家の秘密が少しずつ明らかにされ家族がまたひとつになるきっかけの映画になりそうですね。

赤井秀一という大人気キャラ、家族愛、ラブコメ、五輪…ヒット要素が詰まった作品で大ヒット間違いなし。

書いていて改めて気付かされましたが赤井はやはり安室と対照的なんですよね。

安室の過去は明かされていませんが家族には恵まれていなかった可能性が極めて高い人物ですから。

赤井も恋人を失うなど不幸な出来事を経験していますが有能な家族に恵まれ、またFBIという信頼のできる仲間もいる。

彼はやはり幸せ者なのだと思います。この辺りは主人公のコナンと重なるものがありますね。

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