ラムは誰なのか
『名探偵コナン』の読者の中で現在最も関心が高い話題と言えば
一体誰が黒ずくめの組織のNo.2のラムなのかということ。
原作者である青山剛昌先生は
「ラムは黒田兵衛、若狭留美、脇田兼則の3人の中にいる」
と明言しています。
この3人の中にいるのは間違いありません。
ですがその一方で気になる点もあります。
ラム編では「インチキ」「デタラメ」という表現が見られることです。
ラムの名前が初めて出てきた85巻のFILE.5では4つのカップに紅茶を入れその中の3つにお酢を入れたという話が実は4つ全てにお酢が入っていたというものでした。
また、まだ単行本化されていない「長野廃教会殺人事件」でもタブレットケースは3つと見せかけて実は4つ存在していました。
実際に紅茶もタブレットケースの時もインチキ、イカサマという言葉が用いられています。
青山先生は読者がびっくりする仕掛けをラム編で用意しているのではと推測しています。
ラム編は一筋縄ではいかない可能性が高いと思います。
思わぬところに伏線が張られているのかもしれません。